(1)小児かかりつけ診療:当院では、当院を継続して受診された患者さんに、同意をしていただいた場合、「小児科かかりつけ医」として診療させていただいています。
(2)「小児かかりつけ医」として機能強化加算を算定し、次のような取り組みを行っています。 ①予防接種や10か月健康診断、小郡市の集団健診を行っている ②発達に応じた健康管理に関する相談 ③急性の発熱疾患、けいれん、腹痛や、発達障害など必要に応じ、専門の医療機関への相談 ④服薬管理 ⑤夜間、休日等の緊急時の対応に関する情報提供
(3)発熱外来診療:当院では時間を設定し、発熱外来を行っています。発熱外来では、かかりつけはもちろん、かかりつけ以外の患者さんの診療も義務付けられています。予約が取れなくても、電話連絡していただければできるだけの診療をいたします。
(4)外来感染対策:当院ではスタッフ全員来院者を感染の危険から守るため感染防止対策を行っています。①発熱外来の設置(診察時間、診察場所を一般患者と別にする) ②感染対策に関して医師会と連携し定期的な研修・勉強会を行い、参加する。 ③適切なウイルス検査を行い、ウイルス感染症に不必要な抗菌剤を使用しない。適切な抗菌薬の使用をする。 ④自治体から「第二種協定指定医療機関」に指定されている
(5)小児抗菌薬適正使用:小児感染症としてウイルス性感染症と細菌性感染症があります。ウイルス感染症に抗菌薬は効果がないばかりか、耐性菌の産生、下痢などの副作用をもたらす場合があります。当院では適正な検査を行い抗菌薬の適正使用を心がけています。
(6)時間外対応:当院では受診されている方が時間外に緊急の相談、受診がある場合可能な限り対応しています。平日の18:00以降、土曜日の12:00以降は時間外とさせていただいています。
(7)一般名処方:現在一部の医薬品について十分な供給が困難な状況が続いています。つきましては医薬品に関しまして特定の「商品名」を指定するのではなく、薬剤の有効成分の名称を基にした一般名処方を行う場合があります。一般名処方は有効成分、効能が同じであれば患者様が自由にお薬を選んでいただけます。
(8)医療DX推進体制を整備:質の高い医療を実施するための十分な情報を取得し、活用して診療を行うため、電子処方箋や電子カルテなど医療デジタル技術(DX)を導入していく方針です。その情報を共有サービスすることで、質の高い医療を目指します。
(9)医療情報取得:当院ではマイナンバーカードによる電子資格確認体制を有しています。質の高い診療を実施するためマイナンバーカードを利用し、保険情報・医療情報・薬剤情報を取得し、質の高い診療を行ないます。