
HPの写真は、診療所から撮った花立山の朝焼けです。いつもこの風景を見ては、新しい一日の始まりを感じ、無事に過ぎるのを願って生きてきた。
過ぎ去った時の流れを振り返ると、後悔した日々、不安のため空しい願い事をした日々もあった。そんな時、いや、今でも、自信が持てなくて心揺れる時、
心の声が聞こえてきたし、聞こえてくる。「このままでいいの?何か改めなくていいの?」といった心の声が聞こえてきて、私を支えてくれた。
今でも、この声は私を正しい生き方へ導いてくれていると思っている。
この声を、自分の生きる道標として、“少しでもまともな人間”になれるよう生きていきたい。
春が過ぎ、梅雨の季節がやってきた。この時期は、胸が少し痛む。
私は農家の長男として、忙しいこの田植えの時期に生まれた。
何と親不孝な子供なんだろうと思う!家業も継がなかった。今までの自分の生き方が正しかったのか?
家族は許してくれたが、考えるたびに、心が痛む。少なくとも、家族に恥ずかしくない生き方をしたいと思っている。
「山下梅吉の孫だ!澄之の息子だ!と、胸を張って言える生き方をしたい。」と思っている。
「自分言葉に嘘はつかず、家族や人を裏切らないで生きていきたい」と思っている。