年末にかけて、感染者数は減少しているが、インフルエンザA型に2回罹る人や、インフルエンザB型の感染者が増えてきた印象がある。冬休みが終わり、集団生活が始まると、感染の機会が増す可能性がある。2026年になり、インフルエンザの感染パターンが変わってきた。A型からB型に変わってきた印象である。B型の流行後に収束することが多いので、もうすぐ収束するのだろうか?
福岡県の状況(1月22日発表分:第1週 1/12~1/18) 疾患名 4週前(報告数) 3週前 2週前 先週
福岡県:インフルエンザ 4239 2475 2019 2251 82%→110% 小郡・三井:インフル 831 329 480 313 146%→65%
コロナ 49 85 62 63 73%→98% 溶連菌感染症 349 129 266 285 206%→107% 感染性胃腸炎 449 302 493 528 163%→107% RSV感染症 38 15 29 37 193%→128%
当院における感染状況: ① インフルエンザ:2026年になって、インフルエンザの流行はB型が増加してきており、増加の程度は年末に比べて鈍化してきている印象。しかし、大原小学校2年生が学級閉鎖になっており、今後の感染増加が心配される。 ② 溶連菌感染症:まだ、感染者が減っている印象はない。 ③ 感染性胃腸炎:年が変わり、急にウイルス性胃腸(検査をしていないがノロウイルス疑い)が増加してきている。本来、冬場にウイルス性胃腸炎が多い傾向があるが、点滴が必要な児も見られ要注意!嘔吐した場合、吐物以外にも、空気中にもウイルスが浮遊していて感染源になる。報道であるように、ノロウイルスはアルコール消毒の効果も十分ではない。しっかり流水による手洗いが大切!下痢便の中にもウイルスがいるので、おむつ交換後にも手洗いをいましょう。さらに、暑くなるにつれ、カンピロバクターを中心とした細菌性腸炎(食中毒)も増えてきた。特に、鶏肉を食べる際には十分に火をとうしたほうが良いと思う。 ④マイコプラズマ肺炎:年末、年始にかけて、マイコプラズマ肺炎が散見される。
④RSV感染症:まだ、散見されている。
