先週はコロナが少し減少傾向か、横ばいのようですが、注意してください。治療に関してですが、以前はコロナ治療薬は12歳以上でなければ使用できませんでしたが、6歳~12歳未満で体重20㎏以上~40㎏未満の感染者にもコロナ治療薬が使用できるようになりました。(医療証がある、小学生・中学生・高校生は負担なく治療ができます。治療薬を使用しなくても2日前後で解熱するようですが、治療薬を使用したほうが、感染後の入院・後遺症の発生が優位に減るそうです)。また、Rsウイルスやヒトメタニューモウイルス感染者、と夏風邪の代表である手足口病が流行してきています。また、先週はインフルエンザが増加していました。注意してください。
福岡県の状況(7月30日発表分:第30週 7/20~7/26) 疾患名 4週前(報告数) 3週前 2週前 先週
福岡県:インフルエンザ 2 5 27 32 コロナ 433 417 389 279 93%→72% RS 69 93 131 109 141%→83% hMPV 68 75 96 65 128%→68% 溶連菌感染症 192 187 158 156 84%→99% 感染性胃腸炎 409 398 381 341 96%→90% 手足口 607 494 367 240 74%→65%
当院における感染状況: ① コロナ感染症:当院の感染者数は第28週は6名、第29週は7名でした。今週は木曜日時点で1名です。感染者が見られる施設は、三井幼稚園、三輪小3年、中牟田小5年、味坂保育園、御原保育園、大原小4年、御原小6年、宝城中3年などでした。注意してください。 ② 溶連菌感染症:まだ、感染者が減っている印象はない。三国小、城山保育園で見られた。 ③ 感染性胃腸炎:嘔吐した場合、吐物以外にも、空気中にもウイルスが浮遊していて感染源になる。報道であるように、ノロウイルスはアルコール消毒の効果も十分ではない。しっかり流水による手洗いが大切!下痢便の中にもウイルスがいるので、おむつ交換後にも手洗いをいましょう。さらに、暑くなるにつれ、カンピロバクターを中心とした細菌性腸炎(食中毒)も増えてきた。特に、鶏肉を食べる際には十分に火をとうしたほうが良いと思う。先週カンピロバクター腸炎が2名に見られた。
④手足口病:エンテロウイルスという腸管にでるウイルスの感染で起こってきます。このウイルスは約1か月間、便に排泄され、感染力があります。1か月休ませることはできないので、発熱はあっても24時間以上解熱していて、園・学校の給食が食べれて、元気であれば、発疹があっても、園・学校へ登園・登校してもよいとされています。しかし、ウイルスの感染力は強いので、周囲の児への感染は起こってしまいます。感染しても、ひどい合併症を起こす可能性は少ないので、保護者・先生たち納得の上で集団生活をするよう国から指導されています。 ⑤RSV,hMPV(ヒトメタニューモウイルス):RSウイルスがのびっこ園、菊池保で見られた。
